誕生花扇子をご紹介。オリジナルギフトショップのモクソンネット。
数々の賞を受賞した林博氏が京扇子をキャンバスに見立てて誕生花とお名前を描きます。
お花とお名前から全体をイメージして感性で描く一つの芸術作品です。
画伯が一つ一つ描くから同じものは存在しない世界に一つしかない扇子です。
京扇子は伝統を継承した職人さんが、一つ一つ大切にお作りしています。
竹(扇骨加工)
1.胴切/2.割竹/3.せん引き/4.目もみ/5.あてつけ/6.白干し/7.磨き・塗り/8.要打ち/9.末削
紙(10~12地紙加工、13~15加飾、16~18折加工)
10.合わせ/11.乾燥/12.裁断/13.箔押/14.上絵/15.木版画摺り/16.折り/17.中差し/18.万切り
仕上げ加工(竹+紙)
19.中附け/20.万力掛け/21.親あて/22.完成
生後一ヶ月のお宮参りで神様に扇子を奉納し七五三詣では童用扇子を持っていました。
京都では13歳の十三詣りを境に扇子は大人用に変わったそうです。
結納前の扇子交換は自分の心を相手に託す、という平安時代からの風習です。
また、婚礼の時に新婦が持つ扇子には災いから身を守る「魔除け」の意味があるそうです。
家の上棟式には末永く家が栄えるように大黒柱に扇子を取付けます。
還暦、古希の祝いには披露の扇子を配るなど、日本の風習に扇子は欠かせない物です。
資料:京都扇子団扇商工協同組合